ニキビのスキンケアで注意したいこと

ニキビのスキンケア

ニキビができたとき、ひとまずスキンケアで対処する方も多いでしょうが、このときには注意したいことがあります。
間違ったスキンケアをすると症状の悪化を招く可能性もあります。

注意したいスキンケアとなるのが、ニキビをつぶすことです。
ニキビはつぶせば早く治ると聞いたことがあるかもしれません。
実際に病院でニキビをつぶすという処置を受ける場合もありますが、それは医師が病院で行うから効果的な治療となるのです。

一般の方が自宅でニキビをつぶすのはおすすめではありません。
つぶせばすぐに治るように思えるかもしれませんが、自分でつぶしてもニキビの原因となっている皮脂のつまりがうまく解消できていない場合が多く、ニキビ解消につながらないのです。
むしろ炎症が悪化したり、跡が残ったりするリスクがあるため、自分でニキビをつぶすといったスキンケアには十分に注意してください。

洗顔のしすぎに注意

ニキビができたとき、原因は皮脂の可能性がありますから、しっかり洗顔してこれ以上のニキビの悪化を防ごうと思う方も多いでしょう。
しかしニキビ対策のスキンケアとして洗顔のしすぎは逆効果となることがあります。
できたニキビは触り過ぎないことが大事です。
これは洗顔でも同じことで、洗顔時に強くこすったり、1日に何度も洗顔をしたりするとニキビにはあまりよくありません。

洗顔は1日2回ほどでOKです。
洗うときもニキビができている場所を強くこすりすぎないように注意してください。
悪化させないように細心の注意を払いたいときは泡だけでやさしく洗うといいです。
洗顔料の選び方として、スクラブ入りなど刺激の強いものは避けてください。
これらはニキビができる前、皮脂をしっかり洗い流すためには有効な場合がありますが、ニキビができたあとに使うのは刺激が強すぎて逆効果となります。
刺激の少ない洗顔料でやさしく洗うのがスキンケアのコツです。

病院の受診もおすすめ

ニキビができたときは病院を受診するのもおすすめです。
こちらではニキビに効果的な薬の処方などを受けられ、それを使って治療できます。
塗り薬となり、患部に塗るだけとなる場合も多く、治療の手間もそれほどかかりません。
病院で処方される薬ですから効果も高く、スキンケアだけで治そうとするときよりは早く治る場合もあります。
早く治したいニキビができたときや、できたニキビがなかなか治らないとき、きれいに治るか不安なときなど、間違ったスキンケアはできるだけ避け、早めに病院を受診するといいでしょう。