治療中でもニキビが出来るのはどうして?

ニキビは皮膚科の治療できれいに治すことができることをご存知ですか。
皮膚科では薬による治療を行っていくうえで、生活習慣の見直しを検討してみましょう。
生活習慣が不規則だとニキビが出来やすくなることがあるので、皮膚科でニキビを治療しながら生活習慣を正していきましょう。

・皮膚科でニキビの治療をする場合!
皮膚科でニキビの治療を受ける場合、肌の表面的なものや肌の内側からニキビに対しての治療を行います。
しかし、ニキビが出来る原因を追究して、根本的に改善していかないといつまで経ってもニキビが出来るのを繰り返してしまいます。

ニキビが出来る原因は主に食生活だと思っている人が多いですが、それ以外にも原因があると言われています。
ニキビが出来てしまうのは大きく分けるとホルモンバランスの乱れ、もう一つは肌のバリア機能が低下することにあります。
ホルモンバランスが乱れると男性ホルモンの働きが強くなり、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
これにより、毛穴に皮脂が溜まりやすくなりニキビができるというサイクルになります。
一方、肌のバリア機能はスキンケアや乾燥、紫外線などから低下していきニキビが出来やすくなるので注意しましょう。

・薬でニキビを治しながら生活習慣を正してニキビが出来ないようにしよう!
皮膚科ではニキビに対しての治療はできるのですが、生活習慣によって乱れたホルモンバランスや肌のバリア機能を高める薬はありません。
こういった効果を得たいのであれば、皮膚科で処方してくれる漢方薬で治療を行っていかないと効果はありません。
しかし、漢方薬は徐々に体質を改善させていくというものなので、すぐにニキビが出来ない体質にすることは難しいです。
また、薬の費用よりも漢方薬の方が保険適応でも負担額が大きくなるので、病院に通う費用を抑えたいという場合は、皮膚科でもらえる薬でニキビを治療しながら生活習慣を見直していくことが大切となります。

ホルモンバランスは食生活や睡眠不足、ストレスなどにより乱れてしまいます。
これらを一気に解消しようと思っても難しい場合が多いので、少しずつ改善できるようにしてホルモンバランスが乱れないように注意しましょう。
また、スキンケアも正しく行い肌のバリア機能が低下しないようにして、ニキビを作らせないようにしましょう。
皮膚科の薬はニキビに対しての治療がメインなので、ニキビを治療しながら新たにニキビが出来ないように生活習慣を改善させていくことが大切です。